統合失調症を持ちながらの就職活動までについて

どうも、がじゃまるです。

私は統合失調症を持ちながら就職活動をして今の会社に就職して4年が経ちました。しかし就職活動をしている時に困ったことがあったんだよね。

それが、統合失調症を持ちながら実際に就職活動をしたことをネットで公開されている方は少ないってこと。

 

ということで、私の就職活動をモデルケースとしてご紹介しますのでイメージが湧かないという方はご参考にしてください。

ただし、これが正解というわけではありません。このようなやり方も一つとしてあるんだと読み物として読むといいかもしれません。

 

オープン雇用をするためにやったこと

 

  • 障害者就業・生活支援センターに相談
  • 精神障害者保健福祉手帳を取得
  • 障害者リハビリテーションセンターで職業訓練
  • 就労移行支援事業所で訓練
  • ハローワークと連携して就活スタート
  • 企業から内定

 

まとめると以上になります。

では一つずつ簡単に説明していきますね。

 

障害者就業・生活支援センターに相談

クローズで前職に就職し断念した私は絶望してしばらく家で塞ぎこみ生活をしていました。もうこの時の状態はめちゃくちゃで一日中部屋に籠っていたかな。この時の生きがいは大学時代の友達と一緒にするオンラインゲームだった気がする。誰とも喋る機会が全くなかったからね。

 

しかし、ここでこれではいけないと思って、手帳を取ってオープンで働こうと一念発起しました。ただ、全くやり方がわからない。色々ネットで調べてもわからないし一人でやっても自信がないし。そしたら近所に精神疾患を持ってる人のための就活を相談してくれる事業所があるって知ってね。それが障害者就業・生活支援センターだったんよね。

 

精神障害者保健福祉手帳を取得

障害者就業・生活支援センターに実際に行って身の上を話して相談したら職員の方が親身に相談に乗ってくれて。精神障がい者就労コーティネーターとかいう専門の担当の方がついてくれたのよ。

 

職員の方と計画を練ってまずは障害をオープンで働くために手帳を取りましょうってことで手帳を取得することになりました。

 

これがめちゃくちゃ大変だった。直近の収入証明をもらうために以前住んでいた市役所に行ったり発症当時、高校生の頃の病院に初診証明をもらったりもうこれが心が折れるほど辛かった。実際は申請してから三か月後くらいだったかな。私は手帳の申請が無事通り手帳の交付がされました。

 

障害者職業リハビリテーションセンターで職業訓練

手帳の交付を待つ間に短期の基本的な訓練をしましょうということで障害者職業リハビリテーションセンターで実務的な訓練を行いました。

 

ここでは、基本的な実務。挨拶やメールの書き方のパソコンの訓練。

病気との付き合い方みたいのを学んだね。

初めてここでSSTもやったかな。

ここでのSSTはなんか意味あるんかなーって感じだったけど。

 

短期間での訓練だったけどここで死に物狂いでパソコンの勉強をしてWordやExcelは一通り使えることになったね。今考えるとここで僕が学習したスキルはオーバースキルだったみたいで会社に実際に行ったら自分よりExcel使える人あまりいなかったからそこまで勉強することでもないんだなとは思ったよ。でもその分、会社からはとても重宝されてるけどね。

 

就労移行支援事業所で訓練

その後、担当さんと話し合って就職活動をするために就労移行支援事業所に通うことにしたんだ。ここでは毎日、事業所に通って通勤訓練や基本的なビジネスマナーを学んだかな。グループディスカッションとかあって楽しかった印象があるかな。

そしてある程度、訓練をして実際に就職活動にはいったんだよね。

就労移行支援事業所についてはこちらにまとめているので気になったらチェックしてみてね。

CHECK!!

元利用者が解説!就労移行支援施設とは何をするとこなの?

ハローワークと連携して就活スタート

就職活動のメインはハローワークで家では就活サイトを使っていたね。

ハローワークでも職員さんと仲良くなってしばらく話すうちにふとしたことが話題になって。というのも僕がPhotoshopというソフトを扱えることを言ったらそういう人を欲しがっている企業さんがいるのよとのこと。

ということで、その企業と面接してみましょうという流れになりました。

 

企業との面接で内定を貰う

そこで履歴書と職務経歴書を必死こいて作っていざ面接に行くことに。

前日は夜中に突然嘔吐したからそうとう緊張していたんだと思う。

 

実際に企業に行き面接を受けたら、最初男性の人事部長と話して、その後にとても風格のあるおそらく偉い人がやってきて。

「うわー緊張するなー」とか思っていたらその風格のある人は面接なのにずっと会社に対する熱い気持ちを語ってきて「これは面接……というより会社の説明?」という状況でふむふむと聞いていたら突然「で、君はいつから出勤できるの?」という話に。

 

ちょっとびっくりしていまって、というのもなんだかんだ言ってこの企業は一部上場企業なのでもっと面接あるんかなーと思っていたのでね。

 

ということで面接は一社目で内定というあっけない結果になりました。

 

最初に就職しようと思って手帳を取得してこの間1年ちょっとでしょうか。

以上が私の統合失調症を持ちながらの就職活動までの体験談です。

これが正しいというわけではないですが、僕はやっぱり準備しないとできないなと思ったのと一人では無理だなと支援者の支援を常に受けました。

 

このを読んでいる方、あたなに適切なケースはわかりませんが、一人で悩むよりも支援者がいた方が私は心強いと思います。あなたに働きたいという意志があるならワークライフバランスを保ちぜひ充実した生活が送れますよう願います。

CHECK!!

【この記事を読めばな!】障害者雇用にメリットなんてあるに決まっているよ!

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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