【この記事を読めばな!】障害者雇用にメリットなんてあるに決まっているよ!

私は統合失調症を抱えながら障害者雇用で商社の事務で働いている35歳の男性です。もう5年目になるのかな。最初は本当に職場というものに慣れるのにきつくて緊張のあまり帰ったら毎日戻したり夜眠れなかったりとにかく不安や緊張がヤバイでした。

今でこそ職場にも慣れて仕事も覚えて自分なりの働き方をつかみ波はありますが働けていますが、そんな私にも働いていて疑問を感じていたんですよね。

障害者雇用は企業にも働く側にも意味があるのか

意味なさそうじゃないですか?国が決めてるからやってるだけでしょ。障害者の雇用をアップさせるためだけじゃないですか。法定雇用率定めて決まった人数だけ働かないといけない。正直、健常者だけで働けば良くないですかって。

でもこの記事を読んだら障害者雇用の企業のメリットと働く側、それは病気のある人でもない人でも意味があることがわかります。そこにあるのは社会と企業は人が集まっているものだとわかるはずなのです。この事を知ってるか知ってないかで働き方の視点が絶対変わります!

ダイバーシティという考え方

そもそも障害者雇用の根底にはダイバーシティという考え方があります。

個人、人間関係、そして組織といった3つのレベルを対象としている。つまり、女性や少数派のみに適応を押し付けるのではなく、組織文化やすべての人々がこのプロセスにかかわることが求められている。特に会社のトップや人事担当者は、訓練や指導を通じて積極的に支援することが必要となってきている。

人種や性別に焦点が当てられがちだがダイバーシティは人種、国籍、宗教、障害、性別、性的指向、年齢などのほか、個人や集団の間で違いを生み出す可能性のあるあらゆる要素を考慮している。

引用:Wikipedia ダイバーシティ・マネジメント 

これは企業側のメリットになります。組織は同じような属性の人間で決定していくのではなく属性の違う様々な人間で物事を決定した方がより価値を生み出せるというものです。

確かにみんなが同じような境遇で同じような考え方をした人がいくらアイデアを絞っても同じ答えしかしか出てこないはずです。なので、これは企業側もメリットであるはずです。雇用されるあなたが疑問に感じていても経営者側からすると価値があるのです。障害があるけど有能な人材など障害者雇用がなければ会社と出会うことがなかったわけですから。

GoogleやAppleはダイバーシティを積極的に活用している

アメリカのITトップ企業であるGoogleやAppleは積極的にダイバーシティを既に活用しています。人種や性別、障害に関わらず有能な人間を積極的に採用して企業戦略に活かす。なぜなら彼らのターゲットは世界中の人間だからです。例えばスマートフォンには使いやすいようSiriのような必ず病気がある人も対応した構造になっているのをご存知でしょうか。このような細かいケアもユーザーを獲得して信頼を得るためにダイバーシティを活用しているのです。これは今の日本が戦略で遅れている所ではありませんか?

では障害者雇用で働く人は何を考えればいいのか

障害者雇用で働く人は「お金のために働くのではなく自分のために働く」ことを最優先して考えるべきです。確かにお金はとても大切です。特に障害者雇用は給与がとても少ないです。希望がなくなって当たり前です。私も初めて給与を見て絶望しました。

そんな中私は、「働く」ということがわからなくなり「もう働くことを辞めよう、無理だ」と思ったときに一冊の本を読んで、「明日からも例え障害者雇用でもがんばろう」という気になれました。それは数年前に世間を騒がせたある有名人の本でした。

「ゼロ」を読んだ人と読んでない人では働くことの考え方が違う

元ライブドアの社長の堀江貴文氏の「ゼロ」という本があります。

私はこの一冊で今までの働くことに関しての疑問が全て変わりました。堀江氏はIT企業を設立しメディアに選挙に目立ちましたがライブドア事件で逮捕され現在に至る説明のいらない人だと思います。正直、私は嫌いです彼のこと。合理的で傲慢で人間としての情が見えないというか。でもこの「ゼロ」を読むとそんな彼がどれだけ仕事に誠実で働くことをここまで考えているのかが読み取れます。偏見だけで人を見てはいけないのでしょう。それは全ての働く人に言えることを彼が言っているからです。

「自分の時間を差し出しておけば、月末には給料が振り込まれる。……そんなものは仕事ではないし、働いていても楽しくないだろう。」

「お金(給料)とは『もらうもの』ではなく、『稼ぐもの』であるというものだ」

「人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない。順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ」

これは働くという視点で言うと障害者雇用も変わらないんじゃないかな?

確かに待遇や給与など思うこともあるけど、その仕事に没頭できてその結果、仕事が好きになるんじゃないかなと。堀江氏は仕事は嫌々やるものではないと主張しています。ではどこにやりがいを見つけるのかですが

「やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。そしてどんな仕事であっても、そこにやりがいを見出すことはできるのだ。」

確かに…。やりがいとはつくるものなんじゃないでしょうか。それはどんな仕事であっても障害者雇用であっても、やりがいを見出してないのではないでしょうか。その結果辛いことに目が行くようになってしまう。

この「ゼロ」を読んだ後と読む前では必ず『働くこと』に対する考え方が真逆に変わります。働くことに疑問を感じてた方は必ず読むべきです。これを読んだ後の仕事の姿勢が確実に変わりますから。

だから、障害者雇用のメリットを考えた方は必ず読んでください。そしてお金のためではなく自分のために働くことを理解されてください。あなたの毎日がこれで変わることは間違いないですから。

CHECK!!

障害者雇用の給料安いんだったらクローズで働けばいいんじゃない?

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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