希死念慮の負のサイクルから解放されよう!

1.「希死念慮」という言葉を知っていますか?

「死にたい」という思いが漠然と溢れ出して苦しい気持ちになる。みなさんはそのようなことは、ありませんでしょうか。

もしあなたが特別に理由なく死にたいという気持ちで苦しんでいるならこの希死念慮という症状に悩まされている可能性があります。

 

  • 精神病が理由で働くことができない
  • 精神病が理由でやる気や意欲が出ない
  • 恋人が欲しい、誰か隣にいてほしい
  • ただ、「しんどかったね」と単純に言って欲しい

 

このような感情が頭を駆け巡り何を考えても辛かったり、頭の中は死ぬことでいっぱい。

「死にたい、死にたい」

「生きる価値なんてない」

「生きる目的ってあるの?」

このように生きる意味について考え込み辛さがかけめぐる。今回はそんな希死念慮の対策のひとつを考えてみます。

では、ここで「なぜ希死念慮になってしまったか」はひとまず置いておきましょう。

2.希死念慮の状態の対策

こちらは希死念慮の負のサイクルです。体調不良になったあなたは自らを責めて辛くなっていませんか?この状態になったらネガティブシンキングがとまりません。ストレスが溜まって体が不調になってそしてあなたは自分を責めていたりしませんか?

なので難しいですがこのサイクルを止めるのです。客観的に自分はこの状態だと気づくことが大切です。あくまで気づくだけで構いません。

3.一回、落ち着きましょう

体を温めて、横になってスマートフォンの電源を切って横になりましょう。希死念慮が強いと電話やSNSへの書き込みなどよくないことばかりしてしまいがちです。

頓服がある方はお薬の力を借りましょう。

ただし、不安だからと言って頓服を抗不安薬などを飲みすぎないようにしましょう。よく考えたら回復した自分が困りますよ。もうちょっと回復した時の自分にむけて優しくしてあげましょう。

食べれるものを食べましょう。

食べれなかったら水分を補給しましょう。できれば温かい飲み物を飲みましょう。体を温めて副交感神経の力を借りましょう。

こんなありふれた方法なんかじゃ意味ないよ……と言うあなたにご進言します。

これは希死念慮の回復として特効であり、逆に他にどうしようもありません。

4.最善をつくしましょう

頼れる人がいるなら迷惑にならないように頼りましょう。でも依存してはいけません。あくまで辛さだけを説明しましょう。

自分はダメだ、価値がないと否定しないで今は希死念慮に悩んでいるのだと自覚しましょう。

これくらいしかないのですが、これは安静にすることを具体化しただけです。安静しかないのです。そして希死念慮が去るのを待つ。

あなたは横になってダラダラしてる自分を責めてるのかもしれませんが体の中は全力で希死念慮と闘っているのです。

だから、あなたは自分で自分の体を全力でサポートしましょう。自分を最も助けてくれるのは自分です。自分に自分で救いの手段を与えましょう。

希死念慮を治すのではなく希死念慮が去るのをひたすら耐えましょう。

そして、重大な決定はこの時するのは絶対に避けましょう。仕事を辞める、交際相手と別れるなとです。あなたが闘ってるのは「死にたい」という思いであり、周りの環境ではありません。体調が良い時にそのことは考えましょう。

根本的な治療はテンプレート通りの静養と投薬治療なのです。

辛い気持ちもわかります、でもあなたに今必要なのは確実に安静にすることなのです。

ゆっくり休んでとにかく……休みましょう。この記事を読んだら、そってスマホを切って「はよどっか行けや希死念慮」と唱えて休みましょう。

明日回復してればいいなぁというくらい軽い気持ちで心を保ちましょう。

そうです。希死念慮の負のサイクルを断ち切るのを待つのです。

それが実は意外ですが効果的方法だったりします。生きていることは、今を生きている証です。今を大切にして辛さに慣れて心を穏やかにしましょう。

この選択を実行できるかどうかはあなた次第です。どうしても、という場合はそれは医療に頼るしかありません。

いま一度、希死念慮の時の過ごし方を是非見直してください。

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

Twitterはこちら>>> @gajamarudesu
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