【決定版】プラス1で格段に有利!精神の障害者雇用おすすめ資格!

この記事の内容はこちらの動画で解説しています!

 

メンタルの病を抱えながら状態で就活するの、とても不安ではないですか? 僕はとても不安でした。面接の前夜や当日は緊張からかトイレで吐いてましたね。

今回はそんな障害者雇用の就活、いわゆるオープン雇用で持っていたら有利な資格と、そしてそもそも資格は必要なのか? 資格より大切なものはないか検証していきます。

面接2社目で合格した私の就活体験談

私は高校時代に統合失調症を発症してそれから療養を重ねて31歳から障害者雇用で就活を始めました。就活に不安のあった私は就労移行支援の支援を受けながら就活を進めていきました。就労移行支援について知りたい!って人はこの記事を参考にしてください!

元利用者が解説!就労移行支援施設とは何をするとこなの?

就活を始める時に事業所の所長にニコニコしながら言われました。

「年齢×3倍の面接は受けることを覚悟していてね!」

マジかー。かなりキツイぞこれは。ド真面目な私は次の日に履歴書用の封筒100枚買いましたからね。

というのも後でわかったことですが、こういう事情も実はあったのですね。

で、私は当時31歳でしかも男性という上記の条件じゃかなり不利な条件でしたが結果はというと

 

 

 

 

 

 

2社目で受かりました。

では、なぜ100社は受けないといけないと言われたのに2社目で受かったのか。

順を追って私の戦略プラス1を説明していきます。

 

事務職であればWordとExcelは必須

いわゆるホワイトカラー(スーツ着て働いている人のことですね)の事務職であればまずWordとExcelを扱える必要があります。実務経験があり使える人なら資格を取る必要がありませんが、ホワイトカラーの実務経験がない人は資格のあるなしで信頼度が変わってきます。

なので私の戦略で考えるWordとExcelの資格の決定版は

  • Microsoft Office Specialist Word (通称MOS)
  • 日商PC検定 データ活用 3級

 

WordはMOSのスペシャリストで十分です。なぜなら職場にもよりますがWordを職場で使う機会はとても少ないからです。Wordは文書を作るのに特化していますから自然と文書を渡す相手がいる人に限られてきます。障害者雇用ではそんな仕事は多く任されない可能性が高いからです。正直僕は仕事でWordを使うのは差し込み印刷の時だけくらいです。だからスペシャリストだけで十分じゃないでしょうか、正直その上のエキスパートまでは要らない、使う機会が極端に少ないと私は考えます。

そしてこっちの方が重要!Excelの資格ですが私はMOSのExcelの資格をおススメしません。MOSは操作方法に特化した資格であり実務むけに対策された資格ではないからです。事務職につけばわかりますが圧倒的に操作方法を学ぶよりはデータ入力や資料の作成を知っておいた方が有利です。マジで。だから実務に特化した日商PC検定データ活用のほうが効果が高いのです。

そして日商PC検定にはもう一つメリットがあります。それは知識問題があることです。この知識問題はより仕事に近いビジネスの世界の問題になります。

ネットワークを活用した情報共有のためのしくみで、予定表、掲示板、回覧板などの機能を有するソフトウェアを何と呼びますか。次の中から選びなさい。

1 グループウェア

2 ASP

3 OS

引用 日商PC | 商工会議所の検定試験

あなたはこの問題を解けましたか?このような基本的な知識問題が課されているので特に社会経験がない方には基本的な知識を得るためにに最適だと思われます。

結局は職種によると思うのですが事務職ではWordとExcelは資格は間違いありません。事務職では雑用の他にデータ入力などありますからこの二つの知識は必要かと思います。

マイクロソフト オフィス スペシャリストを合格するためにやること

引用 MOS公式サイト

WordはMicrosoft Word 2016 基礎(FOM出版)を終わらせたあとに応用をすれば充分だと思います。家で勉強したい!という人はこちらを使って家で勉強しておけば大丈夫でしょう。パソコン教室に行ったらこの倍以上の費用がかかってしまうのと、家なら体調に左右されず自分のペースで勉強できるので効率がかなりいいです。

基礎と応用が終わったら問題集を3周くらいとけばいいかと思います。インプット→アウトプットの流れで十分かと。FOM出版の上記のテキストをしっかりマスターしたら間違いなく受かると思います。

日商PC検定(データ活用3級)を合格するためにやること

引用 日商PC(データ活用) | 商工会議所の検定試験

これもよくわかる Microsoft Excel 2016 基礎(FOM出版)から応用の流れは変わりませんがその後にFOM出版の対策本 で対策するのがベストでしょう。こちらは実技と知識もできますが、知識問題の量が足りないので、不安な人も他社の対策本もチェックしましょう。現在日商PC検定のテキストがOffice2016に対応してないのだけ注意してください。基本的な使い方は一緒ですが違和感は多く感じますが。

これに資格をプラス1すれば自分に価値がつく

以上の基本的な二つの資格を取ったら十分!なのですが、余力がある人はこれにプラス1するとさらに自分の市場価値があがります。

  • Photoshopやillustrator
  • プログラミング
  • 簿記
  • FP検定
  • Web制作

これらがプラス1で資格を持っていたり実際に作れたりすると一気に価値が上がるのです。

私の場合はWordとExcelの資格に加えてフォトショップやイラストレーターが扱えたのでとても重宝されました。1年目は一生懸命POP制作とかしてましたね。

 

じゃあ資格って本当に必要なの?

ここまで書いていてあれなんですけど私は絶対的にそうは思いません。

資格は実務経験には勝てません。実際に働いた実績のほうがはるかに価値があるのです。

それに、不安を資格で埋めるのもよくありません。やみくもに資格を受けることで不安を解消しようとしている人を何人も見てきました。「履歴書の資格に何も書くことがないから不安だ!」とい人からよく相談を受けています。

なので、資格を取るのであれば自分のつきたい職種に適性のある資格をちゃんと見定めて取ることが重要なのです。

 

そして、自分が働ける体調なのかをまず確かめましょう。それは主治医が判断してくれるはずです。就労によるメリットは多くあります。社会とつながりを持つことが実は病気の回復にとてもつながると言われています。

みなさんの就活がこれでなにか参考になれればと思いますので、就活がんばっていきましょう!

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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