精神病を持って結婚したい子供が欲しい男性が考えるべきこと

不況が続く日本。所得は減り暗いニュースも続く中、日本の結婚率は徐々に下がっているのが現状です。男性の未婚率は31.9%(出展:平成27年度国勢調査)と日本人の男性の3人に1人は独身なんです。薄々知ってましたがいざ数字を見ると…とても厳しい数字ですよねこれ。この統計は15歳以上なので20〜40代となるとさらに低くなるはずです。そしてあくまでもこの数字は全ての一般男性にあたる数字です。

精神障害者となると、ななんと未婚率は63.9%!未婚者は一般男性の軽く2倍を越える割合になるのが現状なのです…。こんなん病気持ってたらどうやって結婚なんてするんだろ…と弱気になりませんか?

1.精神病を持っていても結婚している男性はいる

では精神病を持って結婚している男性はいるのでしょうか。答えとしては「結婚している人はいる。でもごく僅か」となるでしょう。いることはいるのです。でもそれはかなり限られたごく僅か思われます。そもそも今の時代は非正規雇用や女性の社会参画なのでどんどん未婚化が進んでいます。そもそも病気を持っていない人でも簡単に結婚できる時代ではないのです。

2.精神病を結婚をする前にクリアする確認事項

では、今の女性は男性に何を求めているのでしょう。もしかして「高収入、高学歴、高身長」とか古臭いことをあなたは考えていませんか?実は今の女性は「高収入、高学歴、高身長」の3高ではなく4低という言葉を重視しています。

  • 女性に対して威圧的な態度を取らない「低姿勢」
  • 家事や子育てを分担して妻に依存しない「低依存」
  • 堅実な仕事に就きリストラに遭うリスクが少ない「低リスク」
  • 節約志向で浪費をしない「低燃費」

現代の女性ははこのようなより保守的で堅実な「4低」の男性を好む傾向にあるのです。そういう意味ではリスクを減らした男性像を求めているように感じます。

しかしこれはあくまで精神に病気を持っていない男性のお話。精神に病気を持っている人はこの4低への前段階があります。

まずはこのリストを最低限クリアしないと4低までは行き着きません。相手を支えられるのは自分を支えられるようになってからなのです。

3.甘えた考えをもしかしてしてない?

1.ここからは厳しい話になります

あなたは収入はない僕だけど結婚して自分の子供を産んでくれる女性を望んでます!ってことないですか?その状態で彼女できない、結婚できないと嘆いていませんか?甘ったれないでください。そんなのは病気云々の話ではありません。「嫁さんと子供ができたら仕事できると思うんだ」とか無職の人が言っても説得力はありません。

女性はあなたとボランティアで子供を産むわけではないのです。あなたが女性に何を与えることができるか全くない状態なのです。病気で仕事ができないなら仕事が出来ないでお互い福祉の支援を受けていてその中で力を合わせて子供を育てるというなら可能性はあります。お互い生活保護を受けながら子供を育ててる人はたくさんいます。

2.子供を産むことに固執する男性

でもあなたが、子供を産める女性と結婚したいと考えているのなら考え方を変えた方がいいです。あなたはまず女性に好感を持って告白して喧嘩して楽しい時間を過ごしてそして一生のパートナーとして結婚するのです。その相手が子供を産めるか何歳なのかは関係ないのです。この人と一緒にいたいというのがまず先でそれから結婚、子供の話になるはずです。はなから子供を産む事を前提にしてるのがおかしいのです。女性が必ず子供を授かるかなんて神様しか知らない話なのです。

4.本当に結婚はできるのか

1.収入、病気だけが結婚できない原因なの?

元々結婚をしていて病気を発症したという人を除いたら多分、精神病を持って結婚した人の割合というのは男性は特に少ないでしょう。正確なデータがないのでわからないですが精神障害者の結婚率の3分の1以下、10%に満たないと私は推測します。

4低をもとに考えてみましょう

低姿勢、低依存、低リスク、低燃費。世の結婚している多くの男性は日々苦労しながらこれをこなしているのです。収入の話、低リスクはおいておきましょう。それ以外の3つをあなたは持っていますか?病気をコントロールして相手に迷惑をかけず、計画的に生活をしていますか?まずはここらへんからではないでしょうか。そして、収入に関してはあなたは何をしているでしょうか?障害者雇用は収入が低いから無理だとか言い訳を言ってないでしょうか?

昔と違い今の時代は雇用にしばられず収入を得られるいい時代です。YouTuberとかでも夢の話だしとか思ってないでしょうか?そのためにあなたは詳しく調べて本を読んだりリサーチなどしましたか?興味を持ってとりあえずチャンネルを作成しましたか?収益化についてどこまでしっているでしょうか?配信サービスで自分を切り売りしてお金を稼いでる人に陰で僻みのような悪口を言ってませんか?できないなら仕方ないのですが、諦めてやってないならそれは考えを変えるべきでしょう。あなたの幸せを手に入れるためには何が必要で何からするのか計画を立て直しましょう。とりあえず興味を持ってやってみる、未完成でも全く構わないのです。わからないことは自分で調べて自分で行動に移すことが大切なのです。これは病気は関係ありません。そもそもあなたは記事の初めの未婚率などを自分で調べましたでしょうか?

2.それでも彼女が欲しい彼女が欲しい!

最も良くないのはただただ「彼女が欲しい、彼女が欲しい」と言うだけで何もしていない男性です。いつでもどんな時でも口を開けば彼女が欲しいと言う人がいます。これは例えば街中で10円玉を握りしめてパソコンが欲しいとひたすら言ってると同じです。そう、発想が子供なのです。彼女が欲しいと他人に訴えることで自分の悲壮感を満たしているのです。しかも効率悪く。

「好きな人が現れないから」「周りに女性がいないから」バカ言っちゃいけません。どれだけ振られたのか、どれだけ涙を流したのかが大切なのです。好きな女性に告白しないで彼女ができるなんてそんなラッキーなこと夢の世界の中だけの話です。勇気を出せず好きな人にすら声をかけられない男性ははなからスタートしていないのです。

周りに女性がいない?あなたの周りに性別の女性は全くいないのでしょうか?では、正直あなたが「告白することができないと勝手に思っている女性」はたくさんいませんか?

だからこそ、何が必要で何からしなくてはいけないか自分で考えなくてはいけません。それは誰かに教わることではないのです。今一度、精神病を持った男性はそのことと厳しい未婚率を深く考えて自分にできることをひとつずつこなしていきましょう。ステップを踏んで目標に近づけるか、文句ばっかり言っていつまでも同じ場所にいるのか好きな方を選んでみてください。

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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