元利用者が解説!就労移行支援施設とは何をするとこなの?

どうも、アラサーを通り越したブロガーのがじゃまるです。ところでみなさん就活してますか?現在、私がじゃまるは就活を終わらせ統合失調症を持ちながら一般企業で障害者雇用と言う名の会社員をして4年が経過しました。自分も経験したからわかるけど障害を持った人の就活って本当にキツイよね。

だってなにすればいいかわからないしハローワーク行っても何していいかわからないし。そんな障害の悩みを持った人の就活の悩みを解決してくれるのが今回説明する就労移行支援施設!です。しかしこの長ったらしい名前なんとかならないものか。

1.就労移行支援は障害を持っている人の特権だ

1.何を実際しているのか?

わたし、がじゃまるは障害者手帳を取得して求職の際、地元の就労移行支援施設を利用していました。そこの施設は事務職への就職を専門にしており半年ほど在籍したあとに無事、今の会社に就職しました。就労移行支援など名前も知らなかった私ですがいざ実際行ってみるとやはり最初は緊張して慣れるまで苦労しました。

しかし施設のスタッフさんが親身に相談に乗ってくれてとても助かったのを覚えています。就労移行支援施設は本来一人ですることになる就職を支援の必要な障害を持った人のサポートをしてくれる施設です。そこでは実際の就職や働き続ける準備を一緒にしてくれます。これは労働の擬似体験のようなものなので、何も準備せずに働くのとは大違いです。では、その就労移行支援で何をしていたのか実際におって説明いたします!

2.お金ってどうなの?

多分、最初に気になることなので先に言っておきます。就労移行支援は訓練なので当然、給料や賃金は発生しません。そこが作業所との違いでしょうか。あくまで訓練です。そして福祉サービスなので利用料がかかります。また訓練期間も通常は3年と期限もあります。と、言っても利用料は一般所得区分収入が前年度概ね200万円以上ないと発生しないので、まだ働いてない人なんかは関係ない話です。

ただし夫婦世帯で配偶者が稼いじゃってる場合は利用料が発生します!私は妻が収入があったので1日あたり930円とかかかってたんじゃないですかね確か。ただ、多くの方特に独身で職歴がない方などはまず利用料、お金はかからないのでそこに関しては安心してください!なので利用料がかかるケースに該当されそうな方は見学時に職員さんにたずねてみてくださいね。

3.実際のとこ就職できてんの?

では、就労移行支援に通うと就職できるのか。データを見てみると平成23年は就労移行支援サービスから一般企業への就職率は23.1%(出典:厚生労働省 障害者の就労支援対策の状況)

がじゃ
めっちゃ低いやんけ!

私も見学時に3件ほど就労移行支援施設に見学に行きましたが職員さんに就職実績を尋ねたところ
「うちは就職した人はいないねぇ。なんせまだ全然出来てから期間が短いからね」というところが1件ありました。おいおい…。ではなぜこんなことがまかり通っているのか。それは就労移行支援自体も民間のビジネスで利用者さえ確保できれば国から補助金がもらえる「補助金ビジネス」だからなのです。だから、あまり実績もないし訓練もろくにしない事業所が存在しているのです。正直、見学してまともな所は限られていたなぁ…。

そして一般企業に就職される方も多くはありません。そこは障害者の就職の難しい所です。そもそも障害を持ちながら就職するということ自体が難しいのですから。だからこそ、良い就労移行支援を選び訓練して努力して何が何でもと就職することが大切になってくるのです。

2.就労移行支援でやることをまとめたよお!

では、具体的に私が行っていた就労継続支援での訓練をまとめてみました!

1.通勤訓練

朝起きて電車に乗って決められた時間に入室して朝礼を受ける。訓練を行なって終礼をして電車に乗って帰る。これですこれ!なんじゃ学校と変わんないじゃいってこれが重要なのです。就労移行支援をしてないと家でいつ起きてもいいし昼寝してもご飯適当にしてもいい。そう、生活リズムが崩壊するのです。施設では決まった時間に通所して家に帰るという通勤リズム、生活リズムを作る練習になるのです。

朝は通勤ラッシュと被ります。そこからがもう訓練なのです。でも体調が悪い時とかは連絡さえすればゆっくり午後から来たり休んだり柔軟に対応してくれるからそこは安心してください。これ、バカにしないでくださいね。精神病を持った人が家から外に出るって時点でまず重労働です。病気ってのは見えないけどそんなものなのです。

2.ビジネスマナー

基本的なビジネスマナーを教えてくれます。本来であれば会社に入ってから叩き込まれるビジネスマナーを教えてくれるのはとてもありがたいことです。言葉の使い方、電話応対、メールのマナー。会社に入ったらいずれ必要になるであろうビジネスマナーです。僕がビジネスマナーでなんだかんだ言って助かったのは挨拶かな。ふだん何気なくしてる挨拶だけど挨拶してない人って意外と多い。そんな当然知ってるけど意外と見落としていることなんかも指導してくれるからね。

3.ビジネススキル訓練

ビジネスマナーの講習以外は基本的に個人のビジネススキル向上のためにそれぞれの進度に合わせたWordやExcelの練習問題を自習していました。と言っても私はこれらの資格をすでに取っていたので勝手に簿記やWebの勉強などをしていましたね。これが自分だけでカフェとかでやると長い時間集中もできないし途中でスマホ見出したりするからかなりお得だと思う。僕は勝手にここで簿記の資格と基本的なWebの技術をゲットしました。もう就職するために必死だかんね。

4.定着支援

個人的に一番助かったのはこれ。職する前も定期的に面談して進捗や悩みを確認したけど、これは就職してからも面談を希望したらしてくれる。就職してからこれでかなり助かったな。僕は仕事中に電話を取るのがどうも苦手で苦手すぎて業務に支障が出てきたので施設のスタッフさんの定着支援で相談したら「そんなしんどかったら上司に相談してみなさい」とアドバイスを受けて、上司に相談しました。

すると上司は「そんなの全然わからなかったよ、慣れるまで電話業務や少しやめとこか」と解決してくれ、結果的に仕事に慣れるにしたがって電話応対もできるようになってきました。これも定着支援の相談のお陰です。相談する相手がいない状態とは大違いなのです。

3.就労移行支援の選び方のコツ

他にも履歴書記入面接練習、ハローワークの活用法とより実践的な訓練もありましたが…。ここで注意点なのですがこれは私が行っていた施設のケースです。ここまでしてくれる所はとれもレアです。なので、むしろ就労移行支援は選ぶ方が大切だと覚えておきましょう。

良い就労移行支援施設の選び方

  • 実際に見学に行く。体験入所もしてみる。
  • 就労実績をちゃんと確認する。
  • 業種が何が専門(事務職、軽作業など)か確認する。
  • 障がい者就労・生活支援センターにオススメを聞く。

見学と体験は絶対です。実際に行ったら雰囲気悪かったとかスタッフが何もしないとかこの目で確認しましょう。また、自分の病気に合わせた就労移行支援施設も増えています。最近であると発達障害や統合失調症に特化した就労移行支援施設も増えてきました。自分に合ったベストな選択をされてください。ただし、やっぱり実際に自分の目で見ないことにはわからないので体験をオススメします!

最後に現実を申し上げます。

私の行っていた就労移行支援施設では多くの利用者さんが30社、40社多い方で100社も企業面接を受けていました。途中で諦めたり、休んで辞めてしまったりという方も数多くいらっしゃいました。なので、当然ですがご自身の継続的な努力も大切なことを忘れないでください。就活はモチベーションを維持する方が大切なのでむしろ叱咤激励されながら施設で就職活動を継続するという意味でもとても良いのです。

就労移行支援というのは障害を持っていないと逆に入所できません。それは特権なのです。このような社会資源を活用しない術はありません!働きたいという意志がある方は是非利用されることをオススメします!

この記事のライター <<がじゃまる>> ≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。 Twitterはこちら>>> @gajamarudesu お問い合わせ>>>>> お問い合わせフォーム