生きる意味がわからない人の解決法とは

生きる意味なんてあるのかな?気持ちが落ち込んでいる時このような悩みで苦しい思いをしたことがありませんか?次々に溢れ出るネガティブな感情。

何をしていてもとにかく死にたいとしか思わないあの気持ち。休まる時間はなく、特に理由もなく「死にたい…」と思うようになります。

自分は生きていても意味がないんじゃないか

「体の病気が辛くて働くことができない、社会に貢献できてなくて辛い」

「生きる価値が自分にはないんじゃないだろうか」

このような思いが煮詰まると、今度は死に方について調べ始めます。恐る恐るですが。それは、私もそうだったからわかります。すると、あることに気づいてしまうのです。

「死ぬの痛そうだし、周りの迷惑をかけるから辛いな……」

私はここでいつも「生きることは辛い」だけど「死ぬことも辛い」と相反する二つの事実に悩みます。そして、死ぬのは生きるよりはるかに怖いと気づきます。

すると頭に自然と思いつくのは「消えたい……」という感情なのです。

私のこの感情は3年程続きました。しかし自分でも思いもしない形でこの感情が私の場合は消えることになりました。

体の中で一体何が起こっているのか

生きる意味について深く考えている時、実はあなたはの体の中で変化がおきてます。脳内にはある異変が起きてる可能性が高いのです。

それは、希死念慮です。希死念慮とは

自殺への気持ちの強さ(ハミルトンうつ病評価尺度より)

1.消極的希死念慮(生きていても仕方ないと考える)

2.積極的希死念慮(事故に遭っても良いなど漠然と死にたいと考える。)

3.自殺念慮(具体的な方法で自殺したいと考える。自殺のそぶりをする)

4.自殺企図(実際に自殺行為に至る)

これらの症状は、うつ病の発病初期はもちろん、回復段階でも囚われることもあるので、症状が落ち着いてきても注意が必要である。また、薬を変えた直後や増量した直後に希死念慮が現れた場合は、すみやかに服用を中止(増量した場合は以前の量まで減量)し、主治医に相談すること。うつ病の場合、自分でも理解できない理由で死にたいと思ってしまうことも多い。(ex. 幻聴に死ねと言われる、死という言葉が頭に浮かんで離れない、とにかく死にたい)そうした気持ちに駆られたときに、「本当に死にたいのではなく、これは症状の1つだ」と認識し、やり過ごすことが大切である。

(出典:うつペディア http://u2pedia.u2plus.jp/wiki)

希死念慮はこのようになっています。

私なりの解釈ですが希死念慮と自殺願望は大きく意味がことなります。

自殺願望=大きなショックなど理由があって自死を希望する

希死念慮=理由は特になくただ、死にたいという感情が湧き出る。

そうなのです。この「生きる意味とは何か?」は精神疾患の症状である可能性が非常に高いのです。なので精神疾患により「生きる意味とは何か?」を考えているということなのです。あなた自身が本当に考えてるのではなく病気の症状がそうさせているのです。冷静に考えたら、あなたは生まれてからずっと生きる意味について考えて生きてきたのでしょうか。

ストレスが溜まって自分を支えきれなくなった時このような感情が生まれていませんか?あなたは今つらい状況にありませんか?精神が安息してるあなたはそのような感情を抱くのでしょうか。

希死念慮の症状が出たときのやり過ごしかた

症状が落ち着くまで動かない

死にたい、死んでもいいという気持ちは病気の症状に過ぎず、本当に死にたいわけではないのだと言い聞かせ、症状が落ち着くまで動かず、じっとしている。

誰かと一緒に行動する

希死念慮や自殺念慮の症状が出ていると気づいたら、1人で過ごさずに、恋人や家族、友人など一緒にいて安心できる人と行動する。そうすると、危険な行動は避けることができる。このとき、症状が出ていることを伝える必要はない。

抗不安薬や睡眠導入剤を服用して寝る

症状を感じて辛いと思ったときは、処方されている頓服の抗不安薬や睡眠導入剤を服用して寝逃げしてしまおう。※必ず用量を守ること

(出典:うつペディア http://u2pedia.u2plus.jp/wiki)

一般的な回答としてはこうなると思います。注目すべきは

1.消極的希死念慮(生きていても仕方ないと考える)

2.積極的希死念慮(事故に遭っても良いなど漠然と死にたいと考える)

3.自殺念慮(具体的な方法で自殺したいと考える。自殺のそぶりをする)

「生きる意味」について考えている理由は病気の症状がそうさせているのであって、実は考えている理由は一切ないのです。しかしこれでは医学的な考え方であり「生きる意味とは何か?」の回答にならないので次回で私の解釈「生きる意味とはなにかのアンサーコラム」を書き記します。

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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