レキサルティに変薬したら副作用で全くダメだった件

レキサルティ全く相性悪かったぜ!

どうも、がじゃまるです。当記事は私のレキサルティの体験談をご紹介します。

あくまで個人の感想なので、生暖かい目で見守ってください。

あと、この記事を読んでもレキサルティのことを嫌いにならないでください!

レキサルティを飲み始めるまでの経緯

2018年4月18日。待ちに待った日がとうとうやってきました。

統合失調症の新薬であるレキサルティの発売日です。

私は以前から当時飲んでいた主薬がきつかったので主治医に新薬であるレキサルティをトライすることを希望していました。

主治医もOKを出してくれていたので私もノリノリで新薬を期待していました。

レキサルティはスーパーエビリファイ的なエビリファイの改良版と言われているドーパミンの量を調整してくれたりセロトニンに作用する薬だとのこと。

ただ私はエビリファイに以前トライして相性が悪かった経験があり少し不安な部分もありました。

しかし、こればっかりは実際に試してみないとわからないのでやるしかありません。

こちらは、私の当時の変薬前の服薬状況です。

  • 診断名:統合失調症
  • 発症時期:高校2年生
  • 発症してからの期間:18年
  • 薬種:PZC 8mg 1日1回 就寝前
  • アキネトン 1mg 1日1回 就寝前
  • レキソタン 2mg 1日1回 就寝前
  • マイスリー 5mg 1日1回 就寝前

この病気ではかなりの低用量だと思います。

長年かけて漸減してこの用量で過ごしていたのでこの量でいけるのだと主治医には診断されました。

PZCという聞きなれないこの薬は定型抗精神病薬であり今はまず最初に選択されない薬です。

これは私の発症が18年前で当時の処方をキープした結果であると思われます。

レキサルティを初めて飲んだ感想

レキサルティを処方してもらい三日目くらい初期刺激が終わった後は何も変化がなかったのですが、1週間くらい経ってからでしょうか、自分でも驚くべき変化がありました。

それはいつも買い出しに行くスーパーでのこと。買い物をしながらふと違和感を感じたのです。

「めちゃくちゃ体が軽い…。」

その体の軽さに衝撃を受けました。健常者の世界、自分が発病する前はこれくらい体が軽かったんじゃないのか、この薬だと自分はこの疲労感で生きていけるのではないかと感動です。

というのも元々飲んでた薬が体が重く簡単に疲れる…という副作用があったのです。

 

気分も良く睡眠も適度でとても良かったです。

「めちゃめちゃいい薬に出会えた!もうみんなレキサルティにしちゃえばいいんじゃないの?」

と毎日が感動でした。

ですが飲み始めて2週間が過ぎてきて自分でも気づくかなりヤバイ症状が出てきました。

 

副作用と出てきたヤバイ症状

  • 思考の混乱
  • 思考化声(考えていることが脳内で声になる)
  • 思考内で会話をしだす
  • 幻覚(錯視・錯聴)

まず思考の混乱から始まりました。考えすぎると頭の中がぐちゃぐちゃになり何も考えられません。

思考化声のせいで何かを考えるたびに脳内で再生されます。

そしてしまいには考えてないことを勝手に脳内で会話が始まりました。

 

そして幻覚の前兆とも思える錯覚が頻繁に起こり始めます。

よく見たら存在しているのですが物の影や窓から見える光が一瞬別の物に見えるのです。

 

主治医「中止しましょう」

 

即決で中止でした。

主治医いわく、おさまっていた陽性症状が出現したとのこと。

ということでこれにて私のレキサルティ挑戦は断念に終わったのでした。

 

レキサルティをこれから飲む方へ

 

これから話す内容はあくまで私の見て聞いた話なので参考程度に読んでください。

レキサルティはとても画期的な薬でアメリカでは既にかなりの実績も出ている薬です。

レキサルティを処方されてばっちり調子が良くなり「なんで今までこの薬を処方してくれなかったんだ!」という人もいるくらいです。

しかし、この薬は多くの向精神薬がそうであるように相性が大切になります。

私の体験で言えることはエビリファイの相性が良くなかった人、定型抗精神病薬を長い期間飲んでいる人にはちょっと相性が悪いかもしれません。

 

ただ、あくまでも投薬するのはドクターです。

ドクターの判断に従って薬に関しては何事も行ってください。

彼らはプロなので知識と経験が段違いです。

 

あくまでこれは私の体験談ということでご参考程度によろしくお願いいたしますね。

 

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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