メンヘラとレッテルを貼られたくないなら自分もレッテルを貼らない!

「Twitterやってるメンヘラってだいたい○○だよね」

「精神病持っている人は○○アピールするよね」

 

精神疾患を持っている人にとってこのような言葉はとても胸が痛くなりますよね。

「みんながみんな、そんなわけじゃないのに…」

このような時ってのは精神病を一括りにレッテルを貼られて発言されています。

 

なので、こんな発言をやめてほしい!って人の考え方の提案がこの記事になります。

とうのも私も今まで似たケースでこれに近い考え方をしていた瞬間がありました。

 

しかし、それが「認知の歪み」という偏った考え方からくるものだったと理解するのに非常に困難でした。この「レッテル貼り」を客観的に見られるようになってから、心の苦しみや生きづらさが確実に減ります。事実これだけは断言できます。

 

まず自分がレッテルを貼らないようにするべき

まずは自分からではないでしょうか。自分の無意識による先入観やレッテル貼りはないでしょうか。

例えば今だったら高齢者へのバッシングとか。

「だから老害は!」と考えてしまう瞬間とかありませんか?

 

「政府が!」

「国会議員が!」

「男って!」

「低学歴は!」

 

これってよく考えると全部レッテルを貼っていませんかね?

ある属性に関わる人を全てこのような形で語るのは完全に偏った考え方だと私は思うのです。

 

だから「メンヘラは○○だ!と言わるのは嫌だ」なのに「老人は○○だ!「国会議員は○○だ!」そしてきわめつけは「健常者は○○だ!」と断定的に言うのはおかしな話なのです。自分はレッテル貼りをされたくないのにレッテル貼りをしてしまうんではないかと。

だからこそ、この歪んだ考え方であるレッテル貼りをしてないか自分自身で気を付けないといけないと思うのです。

 

全くレッテルを貼らないことは不可能だ

ここまで説明しましたが、正直全くレッテルを貼らないで生きていくのは僕は無理だと思います。中には器の大きい人を判断できる人もいるでしょう。

 

しかし、そこは人間ですからこのタイプは多分こうだろうと自身の経験から相手を決めつけする場合もあると思うのです。

 

だからこそ、このレッテル貼りではないか自分を客観的に見る余地がないかが大切だと私は言いたいのです。

 

老人と若者について

 

例えば老人と若者について考えてみましょう。

よく怒りの矛先を老人に向ける意見を目にします。

若い人は税金を払ってるからお金がないんだとか、電車で席を譲られるのを拒否されたとか。その時の理不尽さはとてもよくわかるのですが、その一面だけを見て多くの老人を叩いていいものなのでしょうか。


私はこのように考える人間です。

あくまで自分でその個人を尊重して判断するべきなのではないかと。

全ての人がそうだというのは思考が停止した判断です。そして、偏った考え方をすると元に戻ることがとても難しいです。

 

マスゴミ、ネトウヨ、パヨク、メンヘラ…このようなカテゴリーで批判するというのは私はとても歪んだ偏った考えだと言いたいのです。

考えましょう、そして自分で調べましょう。

 

マスコミはなぜそのような報道をするのでしょうか?

政治的思想を持つ人もどちらも自分たちの国の幸せを願っていませんか?

精神疾患の人はどうしてそのような行動をとる人がいるのでしょうか?

 

精神疾患の人がレッテルを貼られることについて

だから、私は精神疾患の人が誹謗中傷を受けるのは仕方のないことだと思うのです。

それは、その批判を受け止めろという訳ではなく「この人は認知(考え方)が歪んでいるんだな」とそれだけ思えばいいと思うのです。

 

その認知の歪みはその本人の問題なのです

認知が歪み続ける限りその人自身が生きる上での弊害が起こるだけなのです。

 

これは指摘できることでもないのです。

自分で気づくしかないのです。

 

大切なことは自分で判断を決定すること

 

だから、例え自分がある程度レッテルを貼ってしまっても

「自分の意志決定で相手を判断すること」

が生きる上で大切だと思うのです。

それは、外見や肩書きではなくその人の本質で判断しなければならないのです。

 

あなたが生きる上でこの「レッテルを貼る」というのは生育環境や受けた愛情によっても大なり小なりしてしまいます。しかし、人は変われます。相手を変えることはなかなか難しいですが自分を変えることは自分の意志さえあればできます。

長い時間と努力は必要ですが。

なのでまずは気づきからだと思います。そして自分も知らずにレッテルを貼っていないか。そのことを意識して日々を送ってみましょう。

 

この記事のライター <<がじゃまる>>

≪がじゃらぼ≫の執筆・運営をしている、WEBライターの”がじゃまる”と申します。高校時代に両親や友達との葛藤で統合失調症を発症。16歳の春にストレートで隔離室へ。紆余曲折を経て病気を抱えながら大学へなんとか入学・卒業。抑うつと希死念慮を抱えながら商社での一般企業オープン雇用(2014.11~)と結婚(2015.7~)をもとに、精神疾患の悩みや共感をお伝えしてます。

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